初年度登録から21年経過した、ベンツC200の再生修理の
入庫がありました。
~ 下地処理・マスキング 編 ~
遠方から御来店のお客様ですが、いつも海岸近くに駐車してあったベンツは、太陽に
よる紫外線、雨や海水による影響を受け塗装面を磨いてもツヤ、クリヤーの状態が
戻らずボディはモールから上をクリヤーのみ塗装をしますが、凹み等もあり一部は
デントリペアという方法で凹みを直していきます。
(テープで四角に囲んだ所は凹んでおりデントリペアで凹みを出します)
塗装の仕上がりを良くするため、各ドアのアウターアハンドル、ドアミラー、
エンブレム等を外します。
また、ドアミラー、フロントバンパーモール、リヤバンパーバンパーモール、
カウルトップ、リヤバンパー(一部凹みがあるので修理)、ワイパーアーム等も
劣化しているので再塗装します。
ボディ、各パーツ類を足付けしていき、ブース(塗装専用の部屋)へ。
塗装しない箇所をマスキングしていきます。
塗装の仕上がりに影響するモールなどはホントは外したいところですが・・・。
21年前の車ですとプラスチック製品が劣化していて壊れてしまう可能性が高いので
特殊なマスキンテープを使ってモールのキワを浮かし隙間を作ってクリヤーをキワに
溜めないよう丁寧かつ慎重にマスキングにしていきます。
全てのマスキングを終えるのに2人で約4時間ほど掛かりました。
各パーツ類を足付けし塗装前の状態です。
気合い入れて塗装をしていきます・・・。
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