鍵を差し込まなくてもドアの開閉やエンジン始動ができる自動車の「電子キー」
の普及に伴い、小さな子供が誤って車内に取り残される事例が長野県内でも出ている。
JAF長野支部によると、電子キーが誤作動したり、運転者が車を離れた間に車内に残した電子キーを
幼児が触ったりして内側からロックされる「インロック」の報告例は県内でも毎年相当数あるという。
うち幼児が閉じ込められる「キー閉じ込み」の通報件数は7、8月だけで2012年が6件、
13年が10件、14年4件、昨年は7件あった。
原因は、電子キーの電池切れで車内に鍵があることを車が感知できなかったり、
携帯電話の電波が電子キーの電波を妨害したり、車外からドアを閉めた時に鍵の「閉」ボタンが
車内に残された荷物などで押されてインロックになる。等が挙げられる。
対策としては、車内に鍵を残さずに持ち歩く。携帯電話と電子キーは3センチ以上離して使用する。
こまめに電池交換する。(電子キーの電池は、だいたい1~2年くらい持つとは言われていますが
電磁波を発する物の近くに置いていると著しく電池が消耗するので保管場所には気を付ける)
万が一、インロックした場合はスペアーキーかJAFによる開錠しかありません。
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