まだまだ寒い冬が続き、先日は各地で大雪になった所も
あります。そこで雪道のドライビングについて、おさらいしましょう。
① スタッドレスタイヤを履く
② 外気温に気を付ける
路面に雪がある場合、外気温度が3度以下になると凍結しはじめる可能性があるので、
クルマの外気温度計や、道路脇の温度計表示などをチェックして、
外気温が3度以下になったら路面の凍結を意識したドライビングに切り替えましょう。
③ 路面を選ぶ
ひと言で雪道といっても、雪の状態で滑りやすさはかなり違います。
圧雪路やシャーベット状の道は、比較的走りやすいので、できるだけこうした路面を選ぶ。
ツルツルのアイスバーンは、非常に滑りやすい。昼間溶けた雪が夜に凍ってできることが多いので要注意!!
④ 急のつく操作はNG
雪道では、急発進、急加速、急ハンドル、急停止はいずれも厳禁。速度控えめ、早めのタイミングで、
ゆっくり操作する。これが基本。ただし、上り坂はノロノロ走るとかえって登れなくなってしまう可能性があるので、
ある程度勢いをつけて、一気に上ってしまうのがコツ。
⑤ 車間距離を大きくとって、車線変更はなるべくしない
雪道は制動距離が延びるのが当たり前。また場合によっては、前のクルマがズルズル後退してくることもあるので、
車間距離はとにかく長めに。また、雪道は轍ができるのが普通なので、車線変更がけっこう難しい。
雪や氷の轍がある道では、できれば車線変更を控えめに。
⑥ 視界の確保
寒冷地では窓が曇りやすいので、エアコンは常にON。外気導入で、風向はデフロスターだと一番曇らない。
リヤは熱線のスイッチを入れるのもいい。そして降雪時は、ライトオンが基本。大雪ならフォグランプも併用し、
小雪でもスモールランプではなく、ヘッドライトで被視認性をアップ。
寒冷地用にやや濃度の高いウォッシャー液を満タンにしておき、ガラスが汚れたら小まめにウォッシャー液を噴霧するのも大事。
⑦ 乗車前に雪を落とす
クルマに乗る前に、ルーフに積もった雪を払って、前後左右のガラスについた雪はきれいに落としておくこと。
運転席に座る前に、自分の靴の裏についた雪をきちんと落としてから乗車するのも忘れずに。
あとは時間に余裕をもって、慌てずに、肩の力を抜いて、なおかつ油断せずに走ること。
雪国以外の人は、不要不急の外出を控えることが、一番の安全対策かもしれない…。
◎まだ1月ですが、またいつ雪が降るか分かりません。
雪道走行の7つの基礎知識を知っている人、知らない人も雪の日は特に安全運転を心掛けて下さい。
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