公益財団法人「交通事故総合分析センター」(東京)の調べでは2015年、フロントガラスの視界不良で歩行者らの発見が遅れ、
事故につながったケースは全国で32件、特に冬場は多く、大半を占めたという。
人身事故全体の件数はここ10年で大幅に減少する中、視界不良による事故はほぼ横ばいで推移している。
最大の敵は「境界面の温度差」!
さて湿度が原因だとするならば、乾燥する冬場に何故くもりが多発するのでしょうか?
その理由は「境界面の温度差」にあります。
車に限らず、何かしら壁のようなもので遮断するとその内側と外側で温度差が発生します。
その時の境界面で「結露」を起こすこととなります。
窓ガラスは車内外の空気の境界面となってしまうので「結露」しやすいのです。
実践!車の窓の曇り対策5選!
その1:とりあえず窓を開けてみる
その2:エアコンを利用する
その3:デフロスターを利用する
その4:ケミカル用品を利用する
その5:ガラスの内側をツルツルに磨いておく
★自動車のエアコン装着率がほぼ100%になった今日では、一年を通してエアコンを利用する事が
多く、オートエアコン装着車の場合は温度設定をする事で快適な車内空調がなされているので、
空調パネルの操作自体に氣を配る事が少なくなってきています。
しかし、乗車人数が変わったり天候が変化したりする事で突然派生する窓ガラスのくもりは、
視界を遮る事になって安全運転にとってマイナス要因以外の何物でもありません。
くもりが発生する原因などを理解して、その場その場に応じた対処をする事で安全なカーライフを
過ごしてゆきたいものです。
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